Oksana Chusovitina
Birth: Jun.19,1975
Nation: URS/UZB
チュソヴィティナが、これほど長く活躍するとは、誰も予想しなかっただろう。
1990年のスポーツフェアでバイトワ、グツー、アブラシトワとともに来日。この大会のメンバーは、他にミロソピッチもいて、今思えば、前年のボギンスカヤ、イワノワ、クチ、ヴィアティニナよりも、さらに豪華な顔ぶれであった。もっとも、当時は各選手とも、まだまだジュニア選手に近い存在ではあった(除バイトワ)が。
旧ソビエト・中央アジアの中でも、ウズベキスタンは結構体操の強いところである。もっとも近年は、選手の「国外流出〜ロシアへ〜」も多いらしい。
チュソヴィティナについて言えば、今日まで、よくぞがんばった…、という事に尽きる。ボギンスカヤとかオノディのような選手とは、また、別の意味でである。決して派手ではないし、美人でもない(失礼!)彼女だが、見る度に魅力ある選手になってゆくのが、ファンにとってはとても嬉しいことだった。
一児の母となって3年あまり、2002年現在も、現役かつ世界トップレベルで競技を続ける彼女に、敬意をこめて。